歌手:青木美稚子 (ソプラノ) プロフィール

 東京都出身。東京芸術大学声楽科に入学。同大学院修了。二期会会員として活動しながら、1984年東京芸大の声楽科講師となり、30年間声楽指導を務める。また文化庁在外特別派遣生として、ミラノ、マドリッドに留学(1994〜1995)。
 演奏歴:二期会や東京室内歌劇場、藤原歌劇団の公演で舞台に立つ。「フィガロの結婚」のケルビーノ、「コシ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ、「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」サントゥッツァ、カルメン、日本オペラ「浅茅が宿」宮木役等。「ポッペアの戴冠」ではオッターヴィアを歌い、市川猿之助(当時亀治郎)氏の指導を受ける。また「ヘンゼルとグレーテル」のヘンゼル役は文化庁公演として日本全国で百回以上演じた。
 N響など主要オーケストラ演奏会に参加。ベートーベン「第九」、モーツアルト、ヴェルディ「レクイエム」などのソリストを務める。またイタリアのブレーシャ、ピアチェンツァ、カターニャなどのコンサートに出演。CD[武満徹SONGS]、[歌を求めて]をリリース。近年メゾソプラノからソプラノへ転向し、コンサート活動を続けている。フェルデンクライス・メソッドと共に見つける「歌う体」の研究が生涯のテーマ
【二期会会員、日本演奏連盟会員、日本声楽家協会会員 ラ・ムジカ声楽アカデミー主宰】

フェルデンクライス・身体メソッド:プラクティショナー青木美稚子 プロフィール

 還暦の高校クラス会で体育恩師から勧められたのがこのメソッドとの出会い。初回で、これこそ私の求めていたもの!と直感。体に深く沁みいり、奥の方で何かすてきなことが起きているような感覚で、最後には生まれ変わったような清々しさでした。
 以後、よりよく変わってゆく自分に興味は尽きなくなり、さらに深く研鑽するため4年間の指導者養成コースに清水から飛び降り?参加。またさらにアメージングな体験や人間の体の能力の素晴らしさに出会えることができました。
 そして国際指導免許を取得。日々、頑張ることをやめ、自分の体に気づいてゆく習慣をつけると、体の働きをより深く感じ取れるようになり、自分に自信が持てるようになります。
 何より嬉しいのは、声、歌が変わったこと。新しい声で、楽しんで歌えるようになり、息も無理なく滑らかに流れてきます。
 ソプラノに変わるとは!人生何があるかわかりませんね。だから楽しい?!そしてもう一つ嬉しいこと。長引くコロナ禍でも、このメソッドはZOOM でできます。ヨーロッパを起点に世界中の方々が参加するセグメントが開催中です(8月)。私もZOOM教室を2つ持っていて、ステイホームでできるので参加者にも喜ばれています(グループレッスン)。
 個人レッスンでは、脳梗塞の高齢者の方が発防止と機能回復のために毎週続けています。フェルデンクライスは脳の機能もUPさせます。また楽器奏者の方の演奏機能改善を続けています。皆さん、楽しみながら、新しい可能性を探索され、少しずつ成果を感じていらっしゃいます。