昨年秋「講談オペラ・フィガロの結婚」のご報告

今更ですが、昨年秋のオペラ公演のご報告です。
2022年10月6日、練馬文化センター小ホールにて、私の20年来の念願を叶えることが
できました。講談オペラという珍しい形式での「フィガロの結婚」の東京初公演でした。
私は主役の一人(領主夫人ロジーナ)を歌い、しかもプロデューサーを兼任するという
身の程知らずのチャレンジでしたが、ず~っと元気に公演の日を迎えることができました。
当日は夕方から雨も上がり、ほぼ満席のお客様がご来場。この新しいオペラ形式を
楽しんで下さり、何度も笑いも起き。終了後、再演を望む声も多くいただきました。

無い無い尽くしの厳しい船出でしたが、講談の神田紅師匠はじめ、ハイレベルの
キャストの皆様、ピアニスト、合唱、スタッフの皆様のご協力に支えられ、また
有形無形のご協賛をいただき、すべての皆様に、何とお礼申してよいかわかりません。

最後に。今回私の新解釈で、主役は3人の女性~ロジーナ、スザンナ、マルチェッリーナ。
ボーマルシェの戯曲を読み直すとまさにこれ。モーツァルトの美しい音楽が
ジェンダー対立を、柔らかいベールで隠してしまいました。
今回のFigaroは私のMy Original !
公演ご参加の皆様に感謝!お客様に感謝!ご支援下さった方々に感謝!
最後に家族に感謝。またパワーが湧いてきました。生きてる限り歌いたい!。
                          2023/6/21  青木美稚子

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